もうすぐ子どもが生まれる予定ですが、教育費ってどうやって貯めるのが正解なんでしょうか?
友達はNISAをやっているみたいだけど、私は投資なんてやったことないから不安で…。学資保険の方が安心ですか?
教育費の貯め方で悩むお気持ち、とてもよくわかります。最近はNISAで教育資金を準備する方も増えましたが、学資保険とNISAはそれぞれ得意な役割が全く違うんです。
結論から言うと、どちらか一つに絞るのではなく、「いいとこ取り」で併用するのがFPとしての一番のおすすめですよ。
教育費の貯め方について、「NISAと学資保険、どっちが良いの?」とお悩みではありませんか?
この記事で紹介するそれぞれの特徴と使い分けを実践すれば、投資初心者の方でも、安心とリターンの両方を確保しながら無理なく教育資金を準備できます。
日々多くのご家庭のライフプランを作成しているFPの視点から、失敗しない教育資金の作り方を解説します。
記事前半では「学資保険とNISAの違い」を、後半では「最強の併用術」を解説します。読むことで、あなたのご家庭にぴったりの教育費の貯め方が見つかりますよ。
POINT
- 学資保険は「親の万が一への備え」と「着実な貯蓄」が得意
- NISAは「柔軟な引き出し」と「お金を増やす」ことが得意
- FPのおすすめは「ベースを学資保険」+「余裕資金をNISA」の併用術
Contents
教育資金の準備、NISAと学資保険はどう違う?

子どもの教育費、特に大学進学にかかる費用は、数百万単位の大きなお金になります。
この準備方法としてよく比較されるのが、「学資保険」と「NISA(つみたて投資枠)」です。
どちらもお金を貯めるものですよね?具体的に何が違うんでしょうか。
一番大きな違いは、「万が一の保障があるか」と「元本が保証されているか」です。表で整理してみましょう。
| 特徴 | 学資保険 | NISA(投資信託) |
|---|---|---|
| 目的 | 確実な貯蓄と保障 | 資産を増やす |
| 元本割れリスク | 満期までかければ基本なし | あり |
| 親の万が一 | 以後の保険料が免除される | 保障はなし |
| 引き出しの柔軟性 | 途中で解約すると損しやすい | いつでも引き出し可能 |
なぜなら、学資保険はあくまで「保険」であり、NISAは「投資」だからです。
つまり、それぞれの得意分野が全く違うため、ご自身の考え方や家計の状況によって最適な選択肢は変わってきます。
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学資保険が向いているのはこんな人
学資保険の一番のメリットは、契約者に万が一のことがあった場合、以後の保険料の払い込みが免除されるという点です。
たとえば、お父さんが亡くなってしまった場合でも、約束した満期金(学資金)は子どもに全額受け取ってもらうことができます。
CHECK
学資保険がおすすめな人
・投資で損をするリスクを絶対に避けたい人
・自分に万が一のことがあっても、子どもの大学費用だけは確実に残したい人
・手元にお金があると、つい生活費などに使ってしまう人
そのわけは、学資保険は毎月決まった額が口座から自動で引き落とされ、途中で解約すると元本割れして損をする可能性が高いため、「強制的に貯める仕組み」として非常に優秀だからです。
そのため、「まずは確実に決まった金額を貯めたい」という堅実派の方には学資保険が向いています。
NISA(つみたて投資枠)が向いているのはこんな人
一方で、NISA(少額投資非課税制度)を利用した投資信託の積み立ては、長期的に運用することでお金を大きく増やせる可能性があります。
CHECK
NISAがおすすめな人
・教育資金を少しでも効率よく増やしたい人
・物価上昇(インフレ)によってお金の価値が下がるリスクに備えたい人
・児童手当などをそのまま貯金するより、運用に回す余裕がある人
具体的には、毎月1万5000円(児童手当の金額目安)を15年間、年利3%で運用できた場合、元本270万円に対して利益が約70万円つき、合計で約340万円に増える計算になります。
ここでのポイントは、NISAならこの増えた利益(70万円)に対して通常かかる約20%の税金が「非課税(ゼロ)」になることです。
注意
ただし、NISAは元本保証ではありません。株価が暴落したタイミングでお金を引き出そうとすると、元本割れ(払った金額より受け取る金額が少なくなる)するリスクがあります。
FPがおすすめする「学資保険とNISA」の最強併用術
確実な学資保険もいいし、増やせるNISAも魅力的です…。結局、どうすればいいんでしょうか?
どちらか一方に決める必要はありません。それぞれのメリットを活かした「併用術」が最もおすすめです!
FPがご提案する最強のバランスは、「学資保険で必要最低限のベースを作り、NISAでプラスアルファを増やす」という方法です。
1. ベースを学資保険で固める
まずは、大学受験料や入学金として「絶対に必要になる最低限の金額(例:200万円程度)」を学資保険で準備します。
これにより、親に万が一のことがあったり、株価が暴落したりしても、「最低限の進学費用」は確保されているという絶大な安心感が得られます。
2. 余剰資金や児童手当をNISAで増やす
次に、国から支給される「児童手当」や、家計から出せる余裕資金をNISAでの積み立てに回します。
仮に児童手当を全額NISAで運用し、うまく増やすことができれば、私立大学の学費や仕送りなどの手厚いサポートに回すことができます。
MEMO
NISAで教育資金を運用する場合、「出口戦略」が重要です。
大学入学の3年前(子どもが15歳頃)から、運用状況を見ながら少しずつ現金や安全な預金に移していくことで、直前の株価暴落リスクを避けることができます。
まとめ:あなたのご家庭に合ったバランスを見つけよう
いかがでしたでしょうか。教育資金の準備に「これさえやっておけば全員正解」というものはありません。
POINT
【この記事のまとめ・ポイント】
・学資保険は「親の万が一への備え」と「確実な貯蓄」のための強い味方
・NISAは非課税のメリットを活かして「お金を効率よく増やす」攻めの手段
・一番のおすすめは「ベースを学資保険」+「上乗せをNISA」の併用術
「うちの家計の状況だと、学資保険とNISA、いくらずつ設定するのがベストかな?」
「児童手当って全部投資に回してしまっても大丈夫?」
「そもそも今の生活費を見直さないと、貯金に回すお金がないかも…」
このように少しでも不安を感じた方は、ぜひ一度、FPへの無料相談をご利用ください。
あなたのご家庭の収入やライフプランに合わせた、最適な教育資金のシミュレーションを一緒に作成しましょう。
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