住宅ローンの変動と固定はどっち?FPが教える後悔しない選び方3つの基準

変動金利と固定金利のバランスを比較する天秤のイラスト 住まいと暮らし
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男性
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最近、住宅ローンの金利が上がっているニュースをよく見ます。

家を買いたいけど、「変動金利」のままで大丈夫なのか、「固定金利」にしたほうが安心なのか、どっちを選べばいいか分からなくて不安です…。

FP
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「金利が低いから変動がお得!」と安易に決めてしまうと、将来の金利上昇時に返済が苦しくなり、後悔してしまうケースがあります。

金利選びで最も大切なのは、金利の低さではなく「金利が上がった時に、家計が耐えられるかどうか」という基準です!

この記事で紹介する「後悔しない金利の選び方の基準」を知れば、ご自身の家計に合った金利タイプが明確になり、将来の不安を減らしてマイホーム購入を進められるようになります。FPとしての数多くの相談事例をもとに、金利上昇リスクへの具体的な備え方も分かりやすく解説します。

記事前半では「変動と固定の違い」を、後半では「どっちを選ぶかの判断基準やリスク対策」を解説します。読むことで、目先の損得ではなく、将来の安心を手に入れるための判断ができるようになります。

FP
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先にこの記事の重要なポイントを3つお伝えします!

POINT

・「どっちが得か」ではなく「金利上昇に耐えられるか」で選ぶ

・変動金利を選ぶなら「まとまった貯蓄」と「家計の余裕」が必須

・万が一に備え、固定金利との「差額貯蓄」を活用する

【比較表】変動金利と固定金利の基本と違い

まずは、変動金利と固定金利の根本的な違いを整理しましょう。

男性
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変動金利のほうが金利が低いから、毎月の返済額も少なくて魅力的に見えます!

でも、やっぱり将来上がるのが怖くて…。

FP
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おっしゃる通りです。変動金利はスタート時の負担が軽いですが、将来の返済額が増える「不確実性」というリスクを背負うことになります。

それぞれの特徴を以下の表で確認してみましょう。

特徴 変動金利 固定金利(全期間固定)
金利水準 一般的に低い 一般的に高い
返済額 市場の金利動向によって定期的に見直される 完済までずっと変わらない(一定)
将来のリスク 金利が上がると返済額が増加する 金利が上がっても影響を受けない
向いている人 貯蓄に余裕があり、金利上昇に対応できる人 将来の支出増が不安で、毎月の支払いを確定させたい人

金利の決まり方など、より詳細な仕組みについては、[住宅金融支援機構の公式サイト](https://www.jhf.go.jp/)などで公表されている金利動向レポートも参考になります。

どっちを選ぶ?後悔しないための「3つの判断基準」

では、具体的にどちらを選べばいいのでしょうか。

金融機関の窓口では「今は変動を選ぶ人が多いですよ」と言われるかもしれませんが、他人の選び方が自分に合っているとは限りません。

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以下の「3つの基準」をチェックして、ご自身の家計状況と照らし合わせてみてください!

基準1. 「金利が上がっても返せる」家計の余裕があるか?

最も重要なのが、毎月の返済額が上がった時に、生活が破綻しないかという点です。

男性
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もし金利が上がったら、どれくらい返済額が増えるんですか?

FP
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借入額や金利の上昇幅によりますが、月に数千円から数万円単位で増える可能性があります。

もし今の段階で「これ以上返済額が増えたら生活が苦しい」というギリギリの予算で組むのであれば、変動金利は避けた方が安全です。

将来、お子様の教育費など支出が増える時期と金利上昇のタイミングが重なるケースもあります。前回の記事「住宅ローンで失敗しない手順」でお伝えした通り、予算には余裕を持たせることが大切です。

基準2. まとまった「貯蓄」を確保できているか?

変動金利を選ぶための必須条件とも言えるのが、万が一の際に「一括で繰り上げ返済できる貯蓄」があるかどうかです。

なぜなら、金利が上がって毎月の返済が厳しくなったとしても、手元に数百万円のまとまった資金があれば、一部を繰り上げ返済することで利息の負担を減らすことができるからです。

男性
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なるほど。いざという時の「お守り」として貯蓄があれば、変動金利でも安心できるんですね!

FP
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その通りです。逆に言えば、貯蓄をすべて頭金に入れてしまって手元にお金が残らない場合は、金利上昇のダメージを直接受けてしまうため注意が必要です。

基準3. 金利変動に対して「精神的なストレス」を感じないか?

最後はメンタル面です。住宅ローンは最長で35年という長期間のお付き合いになります。

日々のニュースで「日銀が利上げを発表」と聞くたびに、「来月から返済額が上がったらどうしよう…」と夜も眠れないほどの不安を感じるのであれば、少し金利が高くても固定金利を選ぶ価値があります。

「安心をお金で買う」と考えれば、固定金利は決して損な選択ではありません。

「変動が上がったら固定に乗り換える」は危険?

金利上昇リスクに対する差額貯蓄の概念を示す抽象的なイラスト
金利上昇リスクに対する差額貯蓄の概念を示す抽象的なイラスト

よくある勘違いに「とりあえず変動金利にしておいて、金利が上がりそうになったら固定金利に乗り換えればいい」という考えがあります。

男性
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それなら、変動の恩恵を受けつつ、危なくなったら逃げられるので完璧じゃないですか?

FP
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実はそこが大きな落とし穴です!

一般的には、変動金利よりも先に、固定金利の方が早く上がり始めるという特徴があります。

乗り換えの落とし穴

市場の金利が上昇する局面では、「変動が上がってきたから固定に変えよう」と思った時には、すでに固定金利はもっと高い水準まで上がってしまっている可能性が高いのです。

そのため、後から乗り換える戦略は専門家でもタイミングを読むのが非常に難しく、おすすめできません。

万が一への備えには「差額貯蓄」が効果的

変動金利を選ぶ場合の賢い備え方として、「変動と固定の返済額の差額を、毎月貯蓄する」という方法があります。

たとえば、変動金利なら毎月10万円、固定金利なら毎月12万円の返済になるとします。

この場合、変動金利を選んで毎月10万円を返済しつつ、差額の2万円を「金利上昇対策用のお守り」として別口座にコツコツ貯金しておくのです。

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こうすることで、もし金利が上がった時にはその貯金を繰り上げ返済に充てることができますし、もし金利が上がらなければそのまま教育費や老後資金として活用できます。

とても合理的で安心な方法ですよ!

まとめ:自分に合った金利タイプで安心のマイホーム生活を

この記事の重要なポイントをおさらいします。

・「どっちが得か」ではなく「金利が上がっても耐えられるか」で選ぶ

・変動金利を選ぶなら、家計の余裕とまとまった貯蓄が必須

・不安でストレスを抱えるなら、固定金利で「安心を買う」のも正解

・変動を選ぶ場合は、固定との「差額貯蓄」で将来のリスクに備える

住宅ローンの金利選びは、目先の返済額だけで決めるのではなく、長期的なライフプランと家計の体力をもとに、最悪の事態を想定して選ぶことが何よりも重要です。

一般的には「この金利が絶対に正解」というものはありません。ご家庭によって状況は異なります。

「我が家の場合は、どちらの金利を選べば将来後悔しないか」を具体的にシミュレーションしてみたい方は、FP無料相談をご活用ください。

まずは現状把握から始めましょう。

対面・オンラインどちらでも対応しており、無理な勧誘等は一切行っておりませんので、安心してご相談ください。

柴田真吾

千葉県を中心に、共働き世帯・子育て世帯の家計改善やライフプラン相談をサポートしています。「難しいお金の話を分かりやすく」をモットーに、保険だけではなく、家計・住宅・資産形成・相続まで幅広くご相談を承っております。
【保有資格】
・AFP(日本FP協会認定)
・2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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